2013年1月6日日曜日

ブックレビュー『ミッション』岩田松雄著1/6


日産自動車→アトラス社長→ボディショップJapanCEO→スタバJapanCEO
と経営経験を積まれている著者の経験をもとに、人はなぜ働くのか、を説く。
正しいミッションがあれば利益が自然とついてくる、社会貢献ができる、と
いうもの。ごもっともであるし、サービス業では特に当てはまるものであるはず。

内容は納得できるし、文章も面白い。これだけのキャリアを持っている方だが、
文体が低姿勢で、自分の過去の失敗や悩みにも多く言及されているところに
好感をもった。CEO職と言えども、成功と失敗、つねにそれが裏返しである、と
いうことを思い出させてくれる。


(以下、amazonより引用)
ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由
岩田 松雄 (著)


内容紹介
一流は「火花散る一瞬」ために生きる!

スターバックスとザ・ボディショップで、
ブランドを見事に再生させた経営者が説く
一流の人の仕事とは!

■序章 あなたの火花散る一瞬はいつか?
「スターバックス」と「スターバックスらしきもの」の決定的な違い
ハワード・シュルツの「匂い」
会社員かノマドかなんて、どうでもいい ほか

■第1章 どうすれば人を魅了できるのか
スターバックスへのクレームで一番多いのは……
なぜスターバックスは長居する客を追い出さないのか
スターバックスで本当に起きた5つの奇跡
日本人にはもともと「感動の接客」が根づいている
お客様の期待を超えてゆけ! ほか

■第2章 ザ・ボディショップとアニータ・ロディック
アニータの怒りと「ファイブ・バリューズ」
彼氏を迎えるようにお客様を迎える
社員を大事にしない企業はブランドにならない
素顔のアニータ・ロディック
ボディショップの面接でスターバックスへの愛を語り出す学生たち ほか

■第3章 スターバックスはコーヒーを売っているのではない
ハワード・シュルツの最終面接
ブランド復活に向けて
ほとんどがバイトでもお客様を感動させられる理由
社員の自発性を引き出すためにリーダーがやるべきこと
日本のスターバックスがアメリカを超えたと感じた瞬間 ほか

■第4章 僕たちは何のために働くのか
ブランドとミッションは表裏の関係
「お客は値引きを望んでいる」という幻想
「社会貢献なんて、建前なんでしょ?」
もしもマンションの理事長をやることになったら ほか

■第5章 自分のミッションをつくる7つのヒント
ヒント1 働き方ではなく、働く目的を考える
ヒント2 自分、ミッション、会社は三位一体で成長する
ヒント3 「私」を無くす
ヒント4 3つの輪は何か考える ほか

■第6章 火花散らすリーダーの8つの習慣
ピッチャーとサード、どっちが偉いか?
火花を見逃さないリーダーの8つの習慣
面接で人を見抜く方法
もしも宝くじで3億円当たったら……
スターバックス大学 ほか

■第7章 ミッションを育てる時間術、勉強法、読書術
時間を有効活用する7つのポイント
インプットとアウトプットを続けるための5つの覚悟
私が実践している10の読書術 ほか

■終章
社長室の写真
スターバックスのパートナーたちに伝えたいこと
オバQのカード
ある店長同士の交流

内容(「BOOK」データベースより)
スターバックスとザ・ボディショップで、ブランドを見事に再生させた経営者による渾身の書。


著者について
岩田松雄(いわた・まつお)


前スターバックスコーヒージャパン
代表取締役最高経営責任者。
リーダーシップ コンサルティング代表。

1982年に日産自動車入社。
製造現場、セールスマンから財務に
至るまで幅広く経験し、
社内留学先のUCLAビジネススクールにて
経営理論を学ぶ。
帰国後は、外資系コンサルティング会社、
日本コカ・コーラ ビバレッジサービス
常務執行役員を経て、
2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。
3期連続赤字企業を見事に再生させる。

2005年には「THE BODY SHOP Japan」を運営する
(株)イオンフォレストの代表取締役社長に就任。
店舗数を107店から175店舗に拡大しながら、
売上げを約2倍にして一躍脚光を浴びる。
伝説の創業者、アニータ・ロディックからの信頼も厚かった。

2009年、スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任。
「100年後も輝くブランド」に向けて、
安定成長へ方向修正。
ANAとの提携、新商品VIA(スティックコーヒー)の発売、
店舗内wifi化、価格改定の実行など
次々に改革を実行し、業績を向上。
日本に数少ない“専門経営者"として
確固たる実績を上げてきた。

2010年、日産時代に留学していた
UCLAが設立75周年を記念して、
歴代全卒業生3万7000人から卒業後に
世界で活躍する100人
「Inspirational Alumni 100 Points of Impact」
を選出し、受賞(日本人は4名)。

2011年にリーダーシップコンサルティング設立。
2012年から(株)産業革新機構に参加している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩田/松雄
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。リーダーシップコンサルティング代表。1982年に日産自動車入社。製造現場、飛び込みセールスから財務に至るまで幅広く経験し、社内留学先のUCLAビジネススクールにて経営理論を学ぶ。帰国後は、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ ビバレッジサービス常務執行役員を経て、2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。3期連続赤字企業を見事に再生させる。2009年スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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