2011年10月6日木曜日

Mr. Steve Jobs passed away

多くの友人も書いているSteve Jobsの偉業。スタンフォードGSBに
来ていた時に、会うことは出来なかったが、製品との出会いで
振り返ります。

最初の出会いは米国留学を控えていた1991-2年頃。
米国の大学院の入学願書を指導してくれていた外国人の教師が
Macintosh Classicを使っていた。

フォントの豊富さ、白黒の画面ながらカリグラフィーの美しさに
驚いたものである。それをレーザープリンターで印刷すると、
自らの凡庸なエッセイが輝くように見えたのも、
フォントによるものであるかと感じた。

実際にアメリカに渡ってから学校の図書館にもマックが有り、
理系、とくに生物系、医学系の生徒はグラフィックとデータベースの
ため、マック使用率が非常に高かった。

帰国して、買ったのが、インテルプロセッサ、Windowsとの互換性を
売り物にし始めたMacintosh Performa。同時にでて来たPowerbookも
素敵であった。しかし丁度その頃はジョブズが追い出され、アメリオによる
急激なリストラが進みIntel、Microsoftに迎合する戦略でAppleを死に追い込み
かねない状況であったと後から知る。

iMacDVやiMac,Powerbookと進んで、ここ5、6年くらいでポータブル路線へ。
iPod, iPod touchを買った上、子供の景品でiPod nanoが当たり、iPhone3GS→
いまのiPhone4。並行して初代iPadも購入。それぞれ楽しく利用しています。

人をわくわくさせる能力は、能力と言うよりは、自分がわくわくしていることの
反映ではなかろうか。一日一日を精一杯生きて、Stay Hungry, Stay foolishで
生きて来たJobsの生き様は100年後まで残るに違いない。

友人、石黒不二代さんのブログ。スタンフォードでの光景が思い出されます。