2011年1月7日金曜日

年初の重要な指標:米雇用統計発表NOW 1/7

『米12月非農業部門雇用者数は+10.3万人となり、市場予想の+15.0万人より弱い結果となった。前月は同+3.9万人から同+7.1万人に修正されている。
また、同失業率は9.4%となり、市場予想の9.7%より強い結果となった。
米11月非農業部門雇用者数は+3.9万人から+7.1万人に修正されている。
米12月民間部門雇用者数は+11.3万人となり、市場予想の同+17.8万人より弱い結果となった。
なお前月は同+5.0万人から同+7.9万人に修正されている。』

失業率は予想を下回り9.4%と改善されたが、Non-farm Payroll(非農業部門雇用者数)の増加数が
予想を大きく下回ったため、雇用統計後は、大きく$/¥が売り込まれ、83.60→82.95レベルまで
急落したが、すぐ83.30レベルに戻り取引されている。

これを直近の雇用関係指標は、楽観的なものが多かったため、すでにドルが買われていたことから、
予想を下回る指標を受けて、ひとまずポジション調整の動きとなっている。しかし、雇用環境が増勢
にあることは間違いなく、この指標だけで調整以上のドル下落となることはあり得ないと考える。
82.50-84.50のレンジが来週も続こう。

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