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2013年8月25日日曜日

営業の神様Joe Girard's 13 Essential Rules of Selling ジョー・ジラード with トニー・ギブス

米国の営業本をライブラリーで見つけ読みました。思ったより
オーソドックスな内容でした。

ご参考に、見出しや帯、目次のコピーのみで失礼します。


成功に奇策無し

伝説の営業マンが教える本当に大切な13のルール

第一部 準備のルール
ルール1 健康のための選択をする
ルール2 ポジティブな姿勢を持つ
ルール3 計画を立てる
ルール4 働く時はとにかく働く
ルール5 ジラード流、絶対厳禁リスト(喫煙、ガム、香水、汚い言葉、
下ネタ、アルコールの臭い、男性ピアス、携帯電話(対面重視)、時間に遅れない)
ルール6 適切な装いをする

第二部 現場でのルール
ルール7 聞き役に徹する
ルール8 笑顔をあげる
ルール9 連絡を欠かさない
ルール10 真実を告げる

第三部 クロージングのルール
ルール11 すべてのチャンスをモノにする
ルール12 常に最前線に立つ

第四部 充電のルール
ルール13 自分にご褒美をあげる

(以下、アマゾンよりコピペ)

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジラード,ジョー
1928年、デトロイトの下町、貧しいイタリア移民の家に生まれる。8歳から靴磨きを始め、新聞配達、皿洗い、ストーブの組立工、住宅建築業など40余りの職を転々としたのち、35歳でミシガン州のシボレー販売店でセールスマンとなる。わずか3年で自動車販売台数米国トップにのぼりつめ、4年目以降、引退までの12年間「世界No.1のセールスマン」としてギネスブックに認定され、今なおその記録は破られていない。また、営業マンとして唯一、米国自動車殿堂入りを果たす 

ギブス,トニー
ラジオ放送と企業広報の分野で40年活躍し、10年以上前からジョー・ジラードの講演やセミナーに協力している。自動車セールスとマーケティングを専門とし、フォード、ゼネラルモーターズ両社の幹部向けのスピーチライターも務めている 

満園/真木
翻訳家。青山学院大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
単行本: 515ページ
出版社: アルファポリス (2013/04)
ISBN-10: 4434178822
ISBN-13: 978-4434178825
発売日: 2013/04
商品パッケージの寸法: 18.6 x 13.2 x 3.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 4,581位 (本のベストセラーを見る)
9位 ─ 本 > ビジネス・経済 > マーケティング・セールス > セールス・営業
215位 ─ 本 > ビジネス・経済 > 経営学・キャリア・MBA

2013年1月6日日曜日

ブックレビュー『これからの課長の仕事 社員が「わくわく元気」になる農耕型企業風土』園山征夫1/5


お会いしたこともある著者の最初の書。CSKが買収した、不振のベルシステム24を
故大川功氏より立て直しを依頼され、見事に東証一部企業にまでした実績が内容を
より説得力あるものとする。

農耕型風土を起業に持ち込むことで社員のわくわく感、やる気が生まれ、結果的に
企業の長期的繁栄を生む、とするもの。出雲出身の著者ならではユニークな視点で、
往年の良い企業文化形成、トップ自らが祭り、イベント等の主宰、出席をされていた
ことがよくわかる。

本書は、別の『これからの社長の仕事」と合わせて読むとより明確にその節が
分かるが、中間管理職である『課長』が元気でない会社は育たない、という説。

サービス業はとかく結果を近視眼的な見方でとらえる傾向があるが、中長期的な
文化を植え付けることで、安心感、結束感が結果的に社員のコミットメントを高め
技術革新やマーケティングで良い結果を出す。

当然、製造業にも適用できるし、実際地方の工場などではこのようなことは多く
行われているものと考えられる。

いずれにしても、楽しい一冊であり、若いマネジャーにはお勧めの著である。

(以下、amazonより引用)
内容紹介
「わくわく」元気な企業風土づくりのために
・農耕型経営でプロセスを重視する
・「湿り気のある関係」でチームの絆をつくる
・非日常的な「場」をつくる
・「賑わい」の「演出」
・カネ以外の尺度でチームをまとめる
・敏感になれ、部下の人生のイベントに。

若手リーダーへの珠玉のエール。3年間の沈黙を破り、いま、園山征夫が伝えます。
出版社からのコメント
種を蒔き、育てる、「人間型の農耕型経営」を信念に若手リーダーたちにエールを贈る一冊。
「わくわく元気」な企業風土が日本の企業と人を成長させてくれます。
勇気と元気をくれる珠玉の言葉の数々。部下を持ちはじめたばかりの30代の私にとっても、ためになる一冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
課長、あなたは部下を幸せにできますか?倒産寸前だった会社を「タネをまき、苦労しながら育てる農耕型経営」でテレマーケティング業界ナンバーワンへ!―。
出版社からのコメント
種を蒔き、育てる、「人間型の農耕型経営」を信念に若手リーダーたちにエールを贈る一冊。
「わくわく元気」な企業風土が日本の企業と人を成長させてくれます。
勇気と元気をくれる珠玉の言葉の数々。部下を持ちはじめたばかりの30代の私にとっても、ためになる一冊です。
著者について
1944年1月1日生。67年慶応義塾大学経済学部卒業後三和銀行に入社。73年米国ニューメキシコ大学大学院に留学。84年CSK入社。
CSK創業者の故・大川功氏より不振のベルシステム24の立て直しを期待され、87年同社社長に就任。99年には東証1部上場を果たし、08年に退任。
サービス業は「お客様もスタッフも育てる農耕型であるべき」という理念を持ち今回の執筆に至る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
園山/征夫
1944年1月1日生まれ、島根県出雲市出身。67年慶応義塾大学経済学部卒業後、三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。73年国際ロータリー財団奨学生として米国ニューメキシコ大学経営大学院に留学。84年CSKに入社。CSK創業者、故大川功会長より経営危機のベルシステム24の立て直しを託され、86年専務、87年43歳で同社社長に就任。就任早々、社員に「6つの約束」として会社の将来像を示し94年店頭公開を経て、99年には東証1部上場を果たしテレマーケティング業界No.1の企業に成長させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


単行本(ソフトカバー): 200ページ
出版社: ネットスクール (2011/9/1)


ブックレビュー『ミッション』岩田松雄著1/6


日産自動車→アトラス社長→ボディショップJapanCEO→スタバJapanCEO
と経営経験を積まれている著者の経験をもとに、人はなぜ働くのか、を説く。
正しいミッションがあれば利益が自然とついてくる、社会貢献ができる、と
いうもの。ごもっともであるし、サービス業では特に当てはまるものであるはず。

内容は納得できるし、文章も面白い。これだけのキャリアを持っている方だが、
文体が低姿勢で、自分の過去の失敗や悩みにも多く言及されているところに
好感をもった。CEO職と言えども、成功と失敗、つねにそれが裏返しである、と
いうことを思い出させてくれる。


(以下、amazonより引用)
ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由
岩田 松雄 (著)


内容紹介
一流は「火花散る一瞬」ために生きる!

スターバックスとザ・ボディショップで、
ブランドを見事に再生させた経営者が説く
一流の人の仕事とは!

■序章 あなたの火花散る一瞬はいつか?
「スターバックス」と「スターバックスらしきもの」の決定的な違い
ハワード・シュルツの「匂い」
会社員かノマドかなんて、どうでもいい ほか

■第1章 どうすれば人を魅了できるのか
スターバックスへのクレームで一番多いのは……
なぜスターバックスは長居する客を追い出さないのか
スターバックスで本当に起きた5つの奇跡
日本人にはもともと「感動の接客」が根づいている
お客様の期待を超えてゆけ! ほか

■第2章 ザ・ボディショップとアニータ・ロディック
アニータの怒りと「ファイブ・バリューズ」
彼氏を迎えるようにお客様を迎える
社員を大事にしない企業はブランドにならない
素顔のアニータ・ロディック
ボディショップの面接でスターバックスへの愛を語り出す学生たち ほか

■第3章 スターバックスはコーヒーを売っているのではない
ハワード・シュルツの最終面接
ブランド復活に向けて
ほとんどがバイトでもお客様を感動させられる理由
社員の自発性を引き出すためにリーダーがやるべきこと
日本のスターバックスがアメリカを超えたと感じた瞬間 ほか

■第4章 僕たちは何のために働くのか
ブランドとミッションは表裏の関係
「お客は値引きを望んでいる」という幻想
「社会貢献なんて、建前なんでしょ?」
もしもマンションの理事長をやることになったら ほか

■第5章 自分のミッションをつくる7つのヒント
ヒント1 働き方ではなく、働く目的を考える
ヒント2 自分、ミッション、会社は三位一体で成長する
ヒント3 「私」を無くす
ヒント4 3つの輪は何か考える ほか

■第6章 火花散らすリーダーの8つの習慣
ピッチャーとサード、どっちが偉いか?
火花を見逃さないリーダーの8つの習慣
面接で人を見抜く方法
もしも宝くじで3億円当たったら……
スターバックス大学 ほか

■第7章 ミッションを育てる時間術、勉強法、読書術
時間を有効活用する7つのポイント
インプットとアウトプットを続けるための5つの覚悟
私が実践している10の読書術 ほか

■終章
社長室の写真
スターバックスのパートナーたちに伝えたいこと
オバQのカード
ある店長同士の交流

内容(「BOOK」データベースより)
スターバックスとザ・ボディショップで、ブランドを見事に再生させた経営者による渾身の書。


著者について
岩田松雄(いわた・まつお)


前スターバックスコーヒージャパン
代表取締役最高経営責任者。
リーダーシップ コンサルティング代表。

1982年に日産自動車入社。
製造現場、セールスマンから財務に
至るまで幅広く経験し、
社内留学先のUCLAビジネススクールにて
経営理論を学ぶ。
帰国後は、外資系コンサルティング会社、
日本コカ・コーラ ビバレッジサービス
常務執行役員を経て、
2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。
3期連続赤字企業を見事に再生させる。

2005年には「THE BODY SHOP Japan」を運営する
(株)イオンフォレストの代表取締役社長に就任。
店舗数を107店から175店舗に拡大しながら、
売上げを約2倍にして一躍脚光を浴びる。
伝説の創業者、アニータ・ロディックからの信頼も厚かった。

2009年、スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任。
「100年後も輝くブランド」に向けて、
安定成長へ方向修正。
ANAとの提携、新商品VIA(スティックコーヒー)の発売、
店舗内wifi化、価格改定の実行など
次々に改革を実行し、業績を向上。
日本に数少ない“専門経営者"として
確固たる実績を上げてきた。

2010年、日産時代に留学していた
UCLAが設立75周年を記念して、
歴代全卒業生3万7000人から卒業後に
世界で活躍する100人
「Inspirational Alumni 100 Points of Impact」
を選出し、受賞(日本人は4名)。

2011年にリーダーシップコンサルティング設立。
2012年から(株)産業革新機構に参加している。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩田/松雄
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。リーダーシップコンサルティング代表。1982年に日産自動車入社。製造現場、飛び込みセールスから財務に至るまで幅広く経験し、社内留学先のUCLAビジネススクールにて経営理論を学ぶ。帰国後は、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ ビバレッジサービス常務執行役員を経て、2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。3期連続赤字企業を見事に再生させる。2009年スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


2012年11月2日金曜日

ブックレビュー『新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦 』(PHPビジネス新書)

経営者として尊敬する稲盛和夫氏の書は、『アメーバ経営』『人を生かす』『生き方』などベストセラーを 中心に多く読ませていただきました。

今回、JALの再建を新たに加えた内容で書かれていたので、つい購入。 前半は「敬天愛人」の復習になり、短時間で読了できました。

 Amazonより他の方の素晴らしいレビューを引用させていただきました。私も全く同感です。
 (以下Amazon.co.jpより引用)


帯には「京セラ、KDDI、そしてJAL。努力と創意工夫のビジネス・ストーリーから導かれた成功の方程式。」と大書されています。
『ゼロからの挑戦』。このタイトルから新刊本かと思いきや、タイトルの上に「新版・敬天愛人」と添えてあります。
稲盛氏の既刊本は、ほぼ読了しています。
ベースとなっている既刊本『敬天愛人』は、1997年5月に、その文庫版は2006年3月に、それぞれPHP研究所から上梓されています。

稲盛氏は「はじめに」で、新装版の発刊に当たり、旧来の本文の内容・データをすべて見直したと書かれています。
その理由として『敬天愛人』の初版から既に15年が経過。
おそらく、当初は『敬天愛人』の新装版という企画でスタートしたのでしょう。
しかし、この15年間の間、稲盛氏はKDDI設立、旧三田工業の救済、何より日本航空の再建という難事業に尽力されています。
そのため、本書の大半が新原稿となり、タイトルをPHP編集部の要請により、『ゼロからの挑戦』と改題せざるを得なかったと述べておられます。

具体的には、第二部「フィロソフィ」の根底にあるもの(後半)から見出しを変更。
(見出し4「動機善なりや、私心なかりしか」から見出し4「情けは人のためならず」に変更)
そして第三部「フィロソフィ」の根底にあるもの2と章立てを追加されています。
(旧版の前出「動機善なりや、私心なかりしか」を見出し1とされています)

本書では殊に「盛和塾」、「日本航空再建」についての新たな記述部分を興味深く拝読いたしました。
しかし、多くの著書やインタビューで稲盛氏が説かれている「ベース」は同質のものであり、どこかで読んだ記憶が甦ります。
しかし、地味な努力を一歩一歩堅実に、弛まぬ努力を続けよという「経営の王道」、いや「人生の王道」についての教えは、
「熟読玩味」することで血肉化することが肝要。
その意味で「再読」する契機となる本書の上梓は、稲盛氏を尊敬し私淑するものとしては大いに歓迎したいと思います。

2011年5月28日土曜日

藻谷浩介著「デフレの正体」読了

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21) [新書]
藻谷 浩介 (著)「生産性の上昇で成長維持」という、マクロ論者の掛け声ほど愚かに聞こえるものはない。日本最大の問題は「二千年に一度の人口の波」だ。「景気さえ良くなれば大丈夫」という妄想が日本をダメにした。これが新常識、日本経済の真実。(アマゾンより)

週末に今売れているこの新書を読みました。とても重要なテーマだけに期待して読みました。
他のレビューにもある通り、デフレの正体=労働生産人口の減少、という結論を、様々なデータ
から解説、検証しているのが、前半。最後の方に、今後の対応策が書かれています。著者の、
データ分析に対する真摯な姿勢に敬意を表します。

本書の内容を個々に個々に引くのは、あまり有用でないと思いますので、意見のみを述べておきます。

1.生産労働人口の減少がデフレ(and/or経済成長の低下、停止)につながることは正しい、
しかし、それだけがデフレの正体ではない。やはり、金融政策とのコンビネーションが
不可欠であり、日銀=インフレファイター、という政府、日銀の認識を変えない限り、
デフレは止まらない。著者の勤務先の立場からも、政府系金融機関の批判を書くことは
難しいのは明白だが、日銀、政投銀の政策の変更も重要な要素である。

2.高齢者(多くの場合は、富裕層、貯蓄総と重なる)から若年世代への贈与を促進することは
消費を拡大させる要因にはなるが、若年層自身の絶対数が減って行くと多くの数値から説いている
ため、そこを若年層の消費に期待していることが自己矛盾している。また高齢者の預金が、若者に
移転しても、国内全体からみればパイの増加にはつながらず、前項の議論とも重なるが、金融政策
の重要性を説かないといけない。

3.女性の社会進出が所得増加の切り札のようにあるが、それほど大きいか疑問。現在でも、
家計支出のキーパーソンは女性であるケースは十分にあり、労働すれば増えるかどうかは要検証。

筆者のいうところも一理あるので、労働生産人口を増加させる施策の私論:
①(本書では、重視されていないが)留学生や海外からの労働者受け入れ
②(同様ですが) 富裕者層が海外に流出しない施策も重要。(特に高齢者でない)富裕者層の
消費パワーは莫大なものがあります。また、香港やシンガポールのように、海外の富裕者層を
日本に呼び込む施策(投資ビザを発給し、税制面で優遇すること)も重要。仮に資産10億円を
日本の不動産や株式に投じた場合に、日本に住める権利を与えた場合の、消費や投資への波及効果は
そういう人から税金を取ること以上に乗数効果が高いはず。
③(同様ですが)少子化対策。普通の日本人ではなく、婚外子や海外から来た方の子供などへの
子供手当を行うことも重要。
④60歳定年を法律的に70歳にもっていき、年金支給開始年齢を上げる。
ことをすべてやって行かないと、労働生産人口増加に効果がある政策とは言えない。

これだけ労働力が増えた時に、失業率も上がり、結果的に賃金が低下することで再び
デフレ傾向につながるとすれば逆効果。国内に工場や労働を行う事業をする会社を呼び込む
施策も同時にやらないといけないはず。